管理人のたなっぺです。今回は第二回の速記のお話をしていきたいと思います。
第二回は濁音、半濁音です。
基本文字を濃くすることや加点することにより濁音、半濁音を表していきます。
濁音、半濁音があるのはカ行、サ行、タ行、ハ行の4つです。
では早速どのように書き記すのか見ていきましょう。
カ行は次の通りになります。
上記の通り元々あるカ行を濃くしたものになります。一つ注意が必要なのがグです。グは元の文字が濃い短線であるためクの左側に加点してグと書き表します。
つづいてはサ行です。
上記の通り元々あるサ行を濃くしたものになります。ここでも一つ注意が必要なのがズです。
元々のスはソの内側に加点したモノでしたが、ズになるとタ行のツを濃くしたものになります。
3つ目はタ行です。
上記の通り元々あるタ行を濃くしたものになります。ここでも一つ注意が必要です。
チをただ濃くしただけではクになってしまいます。そのためクとの書き分けのため音が同じジと同じ形にしています。
最後はハ行です。
ハ行は上記の通り元々あるハ行を濃くしたものになります。
そしてパ行は上記の通りハ行の左側に加点を打ちます。
最後に、加点が連続して続いた場合下記の通り
二つの場合は基本文字の境界線の内側に加点します。 三つ以上の場合は二文字目の外側に加点します。
以上で濁音、半濁音の説明を終えたいと思います。
基本文字を濃くすること、加点することと基本文字の延長でありましたのでスッと入ってきたかと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回は“あん”や“いん”など基本文字の後に“ん”がつく撥音と文章の書き方をお話していきたいと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
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